おとな女子の皆さん、ふと鏡にうつった自分を見て愕然とした経験はありませんか？目のクマ、シワ、ほうれい線がひどくて直視できない…。つらい現実を目の当たりにして、慌てて「ほうれい線　スキンケア」などと検索したことはありませんか？

でも意外と盲点になっている老け見えパーツは「首」のシワです。女性の年齢が最も出やすく、歳がバレる原因は首のシワだとも言われます。まずは首にシワができる原因をしっかり理解しましょう。そしてきちんとケアをして、若々しい見た目年齢を保ちましょう！

（目次）

1.首のシワの原因

　1-1.加齢によるコラーゲンの減少と劣化

　1-2.下を向く姿勢

　1-3.乾燥

2.首のシワを改善して、目指そうマイナス５歳！

　2-1.徹底的に保湿すべし

　2-2.スマホ時間、姿勢を正すべし

　2-3.枕の高さを見直すべし

　2-4.胸をはって上を向いて歩むべし

3.まとめ

 1.首のシワの原因

1-1.加齢によるコラーゲンの減少と劣化

年齢を重ねると肌のコラーゲンは減少し、ハリや弾力が失われます。若く新陳代謝がスムーズな肌は新たなコラーゲンが次々に生み出されますが、加齢により代謝が衰えると、体内での生産量は減り、コラーゲンの質も低下。結果として肌表面の弾力が失われ皮膚のシワやたるみが現れるのです。

 1-2.下を向く姿勢

首元の皮膚は非常に薄く柔らかいため、日々ダメージを受けやすい場所。「私はまだ２０代だからシワとは無縁だわ！」なんて油断していると、きっと近い将来後悔することに…。

最近では１０代や２０代でも、首のシワが目立っている女性をちょこちょこ見かけます。首のシワは下を向くと同じ位置に入るので、スマホを使うときなどの下を向く姿勢が毎日、長時間繰り返されることでシワの形状が記憶され、日に日に深く濃く刻まれていくのです…。若くても油断できない、それが首のシワの恐ろしさです。

 1-3.乾燥

首の皮膚は汗をかきやすく乾燥しやすい部分です。乾燥により肌水分量が減ると、シワができやすく目立ちやすい状態になってしまいます。

特におとな女子は要注意！加齢とともに皮膚のうるおい成分「ヒアルロン酸」は減っていくので、自分でも気づかないうちに肌内部の乾燥が進み首のシワがじわりじわりと深く刻まれていきます。

2.首のシワを改善して、目指そうマイナス５歳！

2-1.徹底的に保湿すべし

何といっても保湿が大事です。顔同様に、首にもたっぷりの水分を与えてあげましょう。特別なことは必要ありません。スキンケアの最後に、手に残った化粧水やクリームを塗ってあげるだけでも良いのです。何もしないよりは、遥かにシワ対策効果は期待できます。

しかし、冷房や紫外線の影響で時間とともに再び肌は乾燥します。気づいたら保湿、手が空いたらまた保湿、徹底的に保湿をしましょう。化粧水を小さなスプレーボトルに入れてポーチに忍ばせておいたり、小さなクリームを持ち歩いたりすると便利です。

また、保湿のついでにやさしく首元をマッサージしてあげると、血行を促してむくみやたるみ、シワの予防と改善につながります。シワにアイロンをかけるようにやさしく、美しくなるよう願いながら行いましょう。

2-2.スマホ時間、姿勢を改めるべし

普段、だらだらとスマホばかり触っていませんか？スマホの見過ぎは美容の大敵！首のシワだけでなく、ブルーライトの影響で眼病や目元のクマ・たるみの原因にもつながります。

操作時間はほどほどにしましょう。また、画面を見るときに目線が下がって首の位置が前に出ることのないよう、画面の位置を上げて姿勢を正して見るようにしましょう。

2-3.枕の高さを見直すべし

高さの合っていない枕は首のシワの原因となります。

理想的な枕の高さは、リラックスしてまっすぐ立っているときの姿勢を寝たときにも保てる高さだと言われています。また首にシワを定着させないためには、適度に寝返りをうつことも大切です。高さや寝返りのしやすさなどを意識しながら、自分に最適な枕の高さを見つけましょう。

2-4.胸をはって上を向いて歩むべし

筋力の衰えもシワやたるみの原因となります。気づいたら猫背になっている人や、肩が内側に入り込んでいる人は要注意です。

テレビをみるとき、スマホを操作するとき、常に背筋を伸ばして胸をはり、あごを上向き加減にキープすることを意識しましょう。その姿勢に慣れてきてラクに過ごせるようになる頃にはきっと、首のシワも目立たなくなっているはず…と信じましょう。

3.まとめ

首は若さのバロメーターです。いかにハリと弾力がありシワの目立たない首元を保てるかで、見た目年齢に大きく差が出ます。顔のお手入れと同じように、首元も毎日しっかりケアしてあげましょう！

「美は一日にして成らず」です。未来の自分のために頑張りましょう。