今日から実践!おとなの “くすみ” を徹底改善
なんだか顔色が悪い、いつも疲れて見える、その原因は肌のくすみかも!?肌がくすんでいると実年齢よりも老けて見えます。少しでも若く見られたいと願うおとな女子には大問題!どうしたらいいの!?まずは落ち着いて、くすみの原因を知り対策を考えましょう。
(目次)
1.くすみの原因と対策
1-1.乾燥
1-2.紫外線
1-3.血行不良
1-4.角質肥厚(かくしつひこう)
1-5.糖化(とうか)
2.まとめ
1.くすみの原因と対策
1-1.乾燥
乾燥した肌はキメが乱れた状態。角質層の細胞が乱れると光を乱反射して明るさを失い、くすんだ印象になります。特におとな女子は加齢による新陳代謝の低下で水分を保つ力が衰えています。若い頃よりも念入りに保湿ケアをおこないましょう。
乾燥くすみ度チェック
□ 肌がグレーのような色合いに見える
□ エアコンの効いた室内にいることが多い
□ 毛穴が目立つ
□ 化粧ノリが悪い
【対策①】水分に油分を重ねて潤いをキープ
セラミドやヒアルロン酸配合など、保湿効果の高い化粧水をたっぷりとつけましょう。化粧水の2度付け…というのもオススメです。その後クリームや皮脂に近いオイルを重ねて水分の蒸発を防ぎます。
【対策②】インナーケアで潤いをプラス
ヒアルロン酸やプロテオグリカンなど、保湿成分配合のサプリメントで内側からも潤いを補ってあげるとさらに効果的!外側と内側からのダブルの水分補給で徹底的に乾燥を防ぎましょう。
1-2.紫外線
夏の強い紫外線をたくさん浴びたときに、黒い色素(メラニン)が過剰に作られてしまうこともシミやくすみの原因となります。紫外線ダメージや乾燥、加齢などでバリア機能が低下した肌は代謝がスムーズに行われず、メラニンが肌にそのまま停滞、色素沈着やくすみの原因となるのです。
紫外線くすみ度チェック
□ 屋外で活動することが多い
□ 外出しない日は日焼け止めを塗らない
□ 日傘を使わない
□ パソコンやスマホの利用時間が長い
【対策①】日焼け止めは1年中塗るのが基本です。
室内でも油断大敵!紫外線は窓から容赦なく侵入します。外出しない日やメイクをしない日でも、日焼け止めだけはしっかりと塗ってくださいね。
【対策②】ブルーライトにも注意です!
ブルーライトは紫外線よりも肌の奥へと届く、エネルギーの強い光。メラニン色素を発生させて色素沈着を引き起こし、シミやくすみの原因となります。スマホやPCの明るさを落とす、カットフィルムを貼るなど工夫しましょう。
1-3.血行不良
血行不良で皮膚の血管を流れる血流量が減ると、本来あるべき健康的な赤みが減少します。皮膚の黒っぽさや黄色っぽさがより強調されてしまい、若々しさのないくすんだ顔色に見えてしまうのです。
血行不良くすみ度チェック
□ 目の下に青紫色のクマができやすい
□ 顔が疲れているとよく言われる
□ 冷え性である
□ 運動はあまりしない
【対策①】まずは顔の血流を良くすることが大事!
スキンケアのときにマッサージを加える、蒸しタオルやスチームで肌を温めるなども有効です。
【対策②】全身の血流アップを心がける!
適度に体を動かす、シャワーだけの入浴ではなく湯船に浸かる、体を温める食生活を心がけるなど、血液循環をよくする習慣を取り入れましょう。
1-4.角質肥厚(かくしつひこう)
ターンオーバーが乱れて古い角質が排出されずに蓄積され、肌が厚くゴワゴワと硬くなってしまう状態のことを角質肥厚(かくしつひこう)といいます。肌の透明感は失われ、くすんで見えます。
角質肥厚度チェック
□ 肌がザラザラ・ガサガサしている
□ 肌が乾燥している
□ ストレスをため込みやすい
□ 石鹸や洗顔フォームを泡立てずに洗顔する
【対策①】優しく洗顔
古い角質や毛穴の汚れを落とそうとしてゴシゴシ洗顔するのはNGです。また、洗浄力の強すぎる洗顔料で洗うことも、肌が乾燥しやすくなりターンオーバーを乱す原因になります。
【対策②】規則正しい生活
睡眠不足や食生活の偏りもターンオーバーを乱します。バランスの良い食事や質の良い睡眠を心がけましょう。
1-5.糖化(とうか)
糖化は「体の焦げ」とも呼ばれています。体の中でタンパク質と余分な糖質が結びつき、タンパク質が変性、劣化して、AGEsという名の老化物質を生成する反応をいいます。糖化が起こると細胞の老化が進み、肌のたるみやくすみなどの原因となります。
糖化くすみ度チェック
□ 揚げ物や炭水化物が好き
□ 甘いものがやめられない
□ 食べ物の好き嫌いが多い
□ 運動はあまりしない
【対策①】食生活の見直し
早食いや糖質の摂りすぎ、食後すぐの昼寝は厳禁です!食べるとつい眠くなってしまう人は、炭水化物を控え、肉や魚類、緑黄色野菜などを中心に食べましょう。抗糖化作用のあるニンニクや生姜、緑茶などを積極的に摂るのもオススメです。
【対策②】メニューの選び方を工夫
外食する場合は丼ものやラーメン、パスタなどの1品料理ではなく、バランスよく食べられる定食などを選ぶようにしましょう。
2.まとめ
あなたのくすみはどのタイプでしたか?5つすべてに当てはまってしまった…と嘆く女子も少なからずいるでしょう。でも大丈夫!くすみはいくつになっても改善できます。
早速今日からスキンケア(保湿と紫外線対策)、血流アップ(温活と適度な運動)、糖化対策(食生活の見直し)を始めましょう。
これらの対策を毎日コツコツ続けることが、くすみ解消への近道です。透明感のある素肌を手に入れて、くすみのない明るく若々しい毎日を過ごしましょう!