美容にも健康にも!女性に嬉しい、生姜のパワーとは?
生姜(しょうが)は古くからスパイスや薬味として、また医薬品として世界中で用いられてきた薬草です。生(なま)のままや乾燥させ粉末にしたものを生薬や食事とともに、そして圧搾汁をジュースに、さらに精油分をオイル状にするなどして利用されてきました。
私達にとって身近な食材である「生姜」。その驚くべきパワーと賢い活用法についてご紹介します。
(目次)
1.こんなにスゴイ!生姜パワー
1-1.生姜に期待される効果
1-2.生(なま)と加熱・乾燥の違いって?
1-3.生(なま)生姜の特徴
1-4.加熱・乾燥生姜の特徴
2.美活に最適!乾燥生姜のアンチエイジング効果
2-1.活性酸素を除去
2-2.血流を良くして美肌をサポート
2-3.ダイエットをサポート
3.まとめ
1.こんなにスゴイ!生姜パワー
1-1.生姜に期待される効果
生姜といえば、体をぽかぽか温めるチカラが有名ですが、実はそれ以外にも多くのパワーを秘めています。女性に嬉しい美容効果もたくさん♪ 健康キレイを目指す女性には、積極的にとり入れて欲しい食材です。【期待される効果】
・冷えやむくみの改善
・血流促進
・免疫力アップ
・発汗促進
・鎮痛・消炎作用
・吐き気を抑える
・抗酸化作用
・デトックス
・抗菌・抗ウイルス作用
・ダイエットサポート など
1-2.生(なま)と加熱・乾燥の違いって?
昔から「冷えは万病の元」と言われています。冬はもちろん、最近では夏冷え対策として、1年中 生姜を摂り入れているという女性は多いでしょう。しかし生姜は生(なま)で食べるのと、加熱・乾燥させて食べるのでは効能が異なります。
それぞれの特徴を知って使い分けるのが、生姜のパワーを効果的にとり入れる秘訣です。
1-3.生(なま)生姜の特徴
実は生(なま)の生姜はそれほど体を温める効果が高くありません。生(なま)生姜に多く含まれる辛味成分「ジンゲロール」には解熱作用があり、体内の熱を取り除く働きがあるのです。体表面や末端(手先や足先)は温まりますが、体の芯は冷やしてしまうため、冷え性には逆効果になります。
また「ジンゲロール」には強い殺菌・抗ウイルス作用があるので、お刺身などの生臭さを消すだけでなく食中毒予防にも使えます。
【生(なま)生姜の上手な使い方】
風邪の引き始めや発熱時に摂取する、お寿司やお刺身に添えるなど
1-4.加熱・乾燥生姜の特徴
一方で加熱・乾燥された生姜には、辛味成分「ショウガオール」が多く含まれます。生姜は、加熱・乾燥させることで薬効成分が変化する性質をもっており、辛味成分「ジンゲロール」が「ショウガオール」に変わるのです。
「ショウガオール」は、血流を良くして体のすみずみまで血液を行き渡らせ、体全体を芯から温めます。さらに血行を促すことによる鎮痛作用も注目されており、肩こりや関節炎などを和らげます。
【加熱・乾燥生姜の上手な使い方】
冷え対策、血行不良による痛みの緩和などショウガ湯やお料理で活用
2.美活に最適!生姜のアンチエイジング効果
2-1.活性酸素を除去
女性に嬉しい生姜パワーといえば、優れた抗酸化作用です。生姜の辛味成分「ジンゲロール」と「ショウガオール」は、肌の老化や病気の原因になる体内の活性酸素を除去。アンチエイジングに大きくチカラを発揮します。
2-2.血流を良くして美肌をサポート
美肌づくりのカギを握るのは「血流」です。血液がスムーズに流れ、肌の生まれ変わりに必要な栄養素をきちんと送り届けて老廃物を回収することで、皮膚の新陳代謝が正常に行われます。
生姜はまさに、巡りをよくして新陳代謝を活発にし、美肌作りをサポートする優秀食材!目元の血行不良が改善すると老け見えの原因「クマ」の予防にもなりますね♪
2-3.ダイエットをサポート
生姜はダイエットにもオススメです。体が温まることで代謝がアップ、脂肪燃焼を促進します。また、余分な水分や塩分を排出してむくみ予防にも。
さらに、豊富に含まれる食物繊維と体温が上がることによる胃腸の働きの活性化により、便秘解消やポッコリお腹の改善などにも役立ちます。
3.まとめ
「冬の食べ物」というイメージが強い生姜ですが…。実は体を温めるだけじゃない、魅力的なパワーがたっぷり!女性の健康キレイを応援するスーパーフードなのです♪
美容と健康のためには1年中、積極的に摂りたい食材ですよね!
早速今日からあなたも…。生姜で美活・温活はじめませんか?