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「冷え」は女を老けさせる

「冷え」は女を老けさせる

あの人と自分、同じ年齢なのにどうして自分の方が年上に見られるのだろう…。感じたことはありませんか?もちろんメイクや服装、ヘアスタイル、発声の仕方、表情、姿勢なども若々しさを左右する重要なポイント。

でもやはり、見た目年齢を大きく分けるのは「顔」の印象ではないでしょうか。目元のクマ、たるみ、ほうれい線、シミやくすみ、肌荒れなど、あなたは大丈夫ですか?

(目次)

1.老け顔の原因は「冷え」

 1-1.なぜ冷えがよくないの?

 1-2.血の巡りをよくすれば「美肌」に近づく

 1-3.老け見えしてない?「血流」チェック

 2.老け顔の悩みはこれで解決

 2-1.美人をつくる食生活                                          

 2-2.美人をつくる生活習慣

 3.まとめ

  

1.老け顔の原因は「冷え」

1-1.なぜ冷えがよくないの?

ストレスや自律神経の乱れ、気温の変化などで体が冷えて血行が悪くなると、全身に酸素や栄養、熱や水分が行き渡らず、様々な不調を引き起こします。当然、顔の皮膚にも必要な栄養が届かないので、乾燥やシミ、シワ、くすみ、吹き出物など、肌トラブルの原因になり、老け顔をつくってしまうことにつながるのです。 

1-2.血の巡りをよくすれば「美肌」に近づく

美肌のためには、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)が適切なサイクルで行われることが重要です。そのために大切なのが「血流」。血液がスムーズに流れ、肌の生まれ変わりに必要な栄養素をきちんと送り届けて、老廃物を回収することで、皮膚の新陳代謝が正常に行われます。

つまり血流を良くすることこそ、アンチエイジングのカギ、美肌への近道となるのです。 

1-3.老け見えしてない?「血流」チェック

 

☑ 目の下に青紫色のクマができやすい

☑ 肩こりや首のコリがひどい

☑ 舌の色が黒ずんでいる、あるいは青紫色である

☑ パソコンやスマホを1日4時間以上、操作する

☑ 運動不足である

☑ 冷え性である

 1つでも当てはまったら、血流が滞っているかも!?実年齢よりも老けて見えている可能性大!

 

2.老け顔の悩みはこれで解決

2-1.美人をつくる食生活

美肌のために、バランスの良い食生活を心がけることは当然ですが、さらに意識したいのが、メニューの選び方や調理の工夫です。

 【体を温める食品を選ぼう】

普段の食事で、ちょっと意識したいのがメニューのチョイス。

例えば、冷たいざる蕎麦ではなく温かいお蕎麦を選ぶ、食後の飲み物をアイスコーヒーではなくホットコーヒーにする、お砂糖は白砂糖ではなく黒糖にするなど、日々のちょっとした積み重ねが大切です。

 

【体を冷やす食材は、温める食材と組み合わせる】

美容のために生野菜(サラダ)を食べるという女性は多いですよね?確かに野菜に含まれるビタミンやミネラルは熱に弱い性質があるので、美肌のためには生で食べるのがおすすめです。でも生野菜は体を冷やしてしまうので、体を温める食材やタンパク質をトッピングするとさらに美容に効果的です。

 <おすすめトッピング>

 蒸したチキン、ゆで卵、チーズ、アーモンドなどのナッツ類、加熱した生姜(生姜パウダーなど)

 

2-2.美人をつくる生活習慣

ここでご紹介するのは、今日からすぐに実践できる簡単なことばかり!少しでも若々しく見せたい、ツルツルなお肌を目指したいという方は、ぜひやってみてくださいね。

【朝起きたら、まずは白湯を】

コップ1杯の白湯を10~15分程度かけてゆっくりと飲みましょう。

内臓温度は上がり、全身の血の巡りがよくなります。むくみや便秘の解消、肌荒れ改善に効果が期待できます。

 【シャワーだけの入浴はやめて、湯船に浸かろう】

38~40℃くらいの湯船に10~20分程度浸かりましょう。血行が良くなり、新陳代謝が活発になり、不要な老廃物を流してくれます。入浴前後は水分補給も忘れずに!

※42℃以上のお湯に長く浸かり過ぎると、皮脂やお肌の保湿成分が流れ出し、肌を乾燥させる原因になるので注意しましょう。

 【ふくらはぎを〇〇しながら動かそう】

ふくらはぎは「第二の心臓」ともいわれ、下半身に集まった血液を心臓へと戻すポンプの役割をしています。そのため、全身の血流を良くするためには ふくらはぎを鍛えることが大切。洗い物をしながらかかとの上げ下げ、テレビを見ながらかかとの上げ下げ、たったそれだけで ふくらはぎの筋肉は鍛えられます。簡単ですね!

 

3.まとめ

老けない女になるためには、冷やさないこと、そして血の巡りを良くすることが大切です。そのためには苦しい食事制限や、面倒な運動、高価なお化粧品などは要りません。毎日の生活の中のちょっとした心がけで変わるのです。

美と健康に良いこと、そして良くないことの知識を正しく持って 意識するだけでも、きっと5年後10年後の「見た目年齢」に差がつくのではないでしょうか。