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放っておくのは絶対NG!その体調不良、冷えが原因かも

放っておくのは絶対NG!その体調不良、冷えが原因かも

多くの“おとな女子”を悩ませる不調といえば、頭痛、めまい、肩こり、不眠、下痢や便秘、生理不順、むくみ、肌荒れ、ダルイ、疲れやすい、頻尿、アレルギー…。あなたも一度は悩まされたことがありませんか?これらの原因のひとつに「体の冷え」があると考えられています。

本来、健康で生活するために適した体温は36.537度。でも最近は、食生活や生活習慣の変化で日本人の平均体温は下がり、35度台の人が急増しているそうです。冷えを放っておくと、もっと深刻な不調や病気につながるおそれも…。

(目次)
1. 体が冷える原因って?
 1-1 運動不足
 1-2 食生活の変化
 1-3 ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ

2. あなたは大丈夫?隠れ冷え性チェック!
 2-1 内蔵型冷え性
 2-2 下半身型冷え性
 2-3 末端型冷え性
 2-4 全身型冷え性

3. 冷えを改善する生活習慣
 3-1 バランスの良い食事
 3-2 適度な運動
 3-3 湯船に浸かる

4. 冷えを改善する食生活

 

1.体が冷える原因って?

「冷え性」というと、女性だけがなるものと思われがちですが、実は違います。

最近では男性や若者、子供にまで冷えで悩む人が増えているのです。それは一体、なぜなのでしょうか?

原因1)運動不足

 

昔の人はよく歩き、体を動かしていたので、体温が36.5℃以上あることが普通でした。

でも現代人はスマホやゲーム機、PCなどの普及で、子供は外で元気に遊ぶことが減りました。大人は、PC作業などのデスクワークが増えました。移動手段は、電車や車がほとんどですよね?動くことも歩くことも減っています。このように下半身を動かす機会が減ってしまうと血流が悪化、筋肉が衰えることで体温が低下し、冷えてしまうのです。

原因2)食生活の変化

女性の社会進出が進むなか、私たちの食生活は大きく変化しました。あなたも毎日の食事に、簡単便利なインスタント食品やレトルト食品、冷凍食品、化学調味料を利用していませんか?でも覚えておきたいのは、加工食品に使われている食品添加物は、極端に体を冷やすということ。今や忙しい主婦にとっては便利で欠かせないアイテムですが、冷え性の人はできる限り避けてほしい食品なのです。

原因3)ストレスや睡眠不足による自律神経の乱れ

 

仕事に家事に子育てに…、毎日忙しく過ごすおとな女子は、睡眠不足に陥りがち…。さらには職場の人間関係やママ友とのお付き合い、子育ての悩みや家族の悩みなど、ストレスをため込む要因がたっぷり…。でも過度なストレスや睡眠不足は自律神経を乱します。自律神経は体を整える重要な役割をしていますが、それが崩れてしまうと体温調節がうまくできず、冷え症を引き起こしてしまうのです。ストレス発散や、規則正しい生活を心がけることも、冷え性対策としては大切なことです。

 

2.あなたは大丈夫? 隠れ冷え性チェック!

手先・足先が冷える、寒いと感じる、それだけが冷え性ではありません。汗かきで夏は冷房が欠かせないあなたでも、実は体内が冷えていることが考えられます。

 

1)内蔵型冷え性

内臓が冷えているのに自覚がないタイプです。下痢や便秘など、胃腸トラブルが現れてから気付づくこともあり、隠れ冷え性とも呼ばれています。

    冷たいものの飲食を控え、温かいものを摂りましょう。カイロや腹巻でお腹を温めて!

     

    2)下半身型冷え性

    上半身は冷えていないのに、お尻や太もも、脚が冷えているタイプです。デスクワークや運動不足の人に多く見られます。

      下半身の筋肉をつけましょう。長時間の同じ体勢を避け、時々立ち上がったり、足のマッサージをしたりして、血流が滞らないように気を付けましょう!

       

      3)末端型冷え性

      主に手先・足先に強い冷えを感じるタイプです。筋肉や食事量が少なく、体内で熱を十分に作り出すことができないと、血液が末端まで運ばれずに手足が冷えます。

        しっかり食べて、運動をして、筋肉をつけましょう。ヒールの高い靴やきつい靴は、足先の血流が悪くなるので気を付けて!

         

        4)全身型冷え性

        手足も内臓も冷え切っている、最も深刻なタイプです。若者や高齢者に多く、自覚症状がないケースも多く見られます。 

          今すぐ食生活・生活習慣の改善を!

           

          3.冷えを改善する生活習慣

          冷えを改善するためのポイントは、大きく3つあります。ひとつは、体内で熱を生み出すこと。2つめは、熱を全身に巡らすこと。3つめは熱を保つことです。これらの力を上げるためには、生活習慣を見直すことが大切です。

           

          1)バランスの良い食事

          食事は熱を作り出す源。野菜だけでなく、熱のもととなる米などのデンプン質や、肉などのタンパク質もしっかり食べて。バランスのいい食事を心がけましょう。

          2)適度な運動

          下半身の筋肉を鍛えるスクワットやウォーキングがオススメです。時間のない方は、家事をしながら かかとの上げ下げをするなど、少しでも「動く」ようにしましょう。

           

          3)湯船に浸かる

          シャワーだけではなく、湯船にしっかり浸かりましょう。副交感神経にいい41℃入浴が理想です。じんわりと汗をかき、気持ちいいと感じられる程度の時間、浸かりましょう。

           

          4.冷えを改善する食生活

          食べ物には、体を冷やす「陰性食品」と、温める「陽性食品」があります。陽性食品を積極的に摂りましょう。陽性食品は寒い地方で育つ作物で、陰性食品は暑い地方でとれる作物です。迷ったときは、原産地で判断すると良いでしょう。

          【陽性食品】ショウガ、玄米、根菜類、みそ、ネギ、黒砂糖、漬物、卵、赤みの肉や魚、黒豆など

          【陰性食品】キュウリ、すいか、白砂糖など

           

          冷えを改善する方法は、ちょっとした心がけで簡単にできるものばかり。

          今すぐ始めて1日でも早く、快適な毎日を送りましょう!